2つの世界の関係性

先週は、この世の中には見えている世界と見えていない世界があるということを
お伝えしました。今週は、その2つの世界の関係性を見てみたいと思います。

<アジェンダ>
1.切っても切れない関係
2.お互いに影響しあう2つの世界
3.まとめ

<内容>

1.切っても切れない関係

2つの世界である物質の世界と精神の世界は切っても切れない関係です。小さなところから言えば、人間を見てみれば解ると思います。肉体を持っていながら内面には精神を持っています。これが最小の単位であると考えれば、この人間が構成するこの世界も2つの世界を構成すると考えられるのです。人間は肉体と精神を別にすることはできません。肉体から精神が離れれば、特別な場合(幽体離脱などでしょうか?)を除けば、死というものにいたり、この世の中では存在しないことになってしまいます。
そう考えれば、2つの世界は切っても切れない関係になるのです。肉体だけでは存在できませんが実は精神だけでは存在できるのではないかと個人的には考えています。これについては、別のところで話ができればと思います。
さて、2つの世界が切っても切れないものであることがなんとなくわかっていただけたでしょうか?ではこの2つの世界にはどのように関係しているのかを考えてみたいと思います。

2.お互いに影響しあう2つの世界

(1)人間という観点でみたとき

人間という個の状態で見た時、心と身体が密接に関係していることは容易に理解できるのではないでしょうか?体が疲れてくるとなんだか気分が乗らなかったり、ストレスが心にかかると体調が悪くなったりしますよね。これってかなり影響をお互いに与えていると思えます。逆に心が沈んでいる時にわざとでもいいので笑ってみるとなんだか心が楽になってきたり。
なんだかとても不思議です。つまり、このように物質と精神、体と心、外面と内面は密接に関係してお互いに影響をしあっていると考えられると思うのです。

(2)社会という観点で見たとき

では、もう少し広げて社会という観点で見た場合はどうでしょうか?大きくなりすぎてわかりにくいでしょうか?実はこれも関係しているのです。個人がそれぞれ2つの世界を持っていますから、物質と物質、精神と物質、精神と精神という感じでこのそれぞれの世界と関係がしあっています。例えば経済。様々な思惑があり、それが物質として現れて交換されてそれぞれの場所に移ります。これは物質でも精神でも同じです。思いが伝わり、その思いがいろいろと伝播していく。それを物質を通して実現していく。
このようにいろいろと影響をしあっているのです。

3.まとめ

実は2つの世界を個人の中でも社会の中でも理解をすれば、世の中の出来事や個人的な問題点などについてもより理解しすいのではないかと思いませんか?僕は、いろいろな学びをし、上記のように簡単ではありますが、2つの世界を考えているうちにそのように考えるようになってきました。
あなたにも少しだけそのことが伝わればよいなと思った次第です。次回はこれを受けてもう少し精神の世界について掘り下げて考えてみたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございます。