見える世界と見えない世界

世の中には2つの世界が存在します。それは、見える世界と見えない世界です。見える世界はすごくわかりやすいのですが、見えない世界は意識しないとその存在が普通すぎてなかなか感じることができません。そこで、ここでは、この2つの世界について考えていきたいと思います。

<アジェンダ>
1.概要
2.見える世界=物の世界
3.見えない世界=精神(霊)・思いの世界

<内容>
1.概要

世の中は見える世界と見えない世界で構成されると言いましたが、見える世界とは、物質つまり人間で言うところの肉体の世界といえます。これは、目で見て匂いや触ることで認識することができる世界です。そのため、非常にわかりやすい世界です。自分が行動すればその結果が即見えるわけです。対して見えない世界は、精神とか霊とか言った世界です。これは思いも含まれるのですが、意識しなければなかなか感じることができません。しかし人間にはそれを無意識のうちに受け取ったり、理解したりすることができるので、見えない世界でも生きていくことができるのです。
その2つの世界をもう少し細かく考えてみたいと思います。

2.見える世界=物の世界

物質の世界は、実際に目で見て触れることができるので非常に知覚しやすいものです。行動を起こせばその結果が出てくるし、危険なこともすぐにわかります。その代わりに目の視覚に当たる部分や聞こえない所など知覚できない場合には非常に困ってしまうことがあります。肉体を持っている私達人間にはこの見える世界があるからこそ生きているという実感が湧くことができるものです。この制限のある世界だからこそそれぞれが切磋琢磨して日々成長に向けて頑張ることができたりするのです。
しかし、この見える世界の中だけでは人間は生きていくことが困難になってきます。そこで、次に説明する見えない世界が必要になります。

3.見えない世界=精神(霊)・思いの世界

精神的な世界は、思いによって構成されます。人間は霊を持っており、その霊が思いを発動する形で世界を構成しています。この世界は見ることができません。しかし、先程も書きましたが人間には見えない世界を感じる能力は存在していますので、意識しなくても問題なくその中で生きていくことができています。ここを意識できるかできないかでどのような人生を送れるかということが大きく変わってきます。人間には大きな力が与えられており、その力は思いが原動力になっているのです。どのように生きたいかを決めるのは私達がどのように生きたいかを決めることです。そこに思いがやどり、世界に大きな影響を与えていくことが可能になっていくのです。

<まとめ>
世の中は2つの世界で構成されます。それぞれ物質と精神の世界です。別の言い方をすれば、外面と内面と言えるでしょう。それぞれが単独で存在しているわけではなく、お互いにからみ合って世界が構成されています。それがわかると世の中に起こっていることがなんとなく理解しやすくなってくると思うのです。そこで、来週は2つの世界の関係性について考えてみたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。