発生している事象は本当はすごく単純

あなたは、世の中で起きていることは複雑で理解できないものと思っていないだろうか。それはそれで事実かもしれないが見方を変えればとても単純なものになってくると聞いてどのように感じるだろうか?
今日は、世の中で発生していることが実は単純であるということを紐解いてみたい。

<アジェンダ>
1.何が物事を複雑にするのか
2.自然界のルールのシンプルさ
3.すべてが一つのルールで収まる

<内容>
1.何が物事を複雑にするのか
世の中複雑だと感じるのはそれなりの理由があります。実際に複雑ですし、簡単に読み解くことはできません。しかし、見方を変えればとてもシンプルになってくるのです。
では、見方を変えるために何が複雑にしているかを考えてみましょう。
ある出来事が起こった時にあなたが感じることはなんでしょうか?例えば、ある事件が起こったとしたら、腹立たしかったり、可哀想だと思ったりしませんか。
この人間の感じる心が複雑にしているのです。人間は意味付けをするものです。これが起こったのはこうだったからとか。そこから次から起こらないように行動しようと考えるのもの人間です。これは人間の人間らしい部分で当然持っていていい部分ですね。
しかし、物事を読み解くという部分において抱く感情はあると物事の見方を大きく変えてしまうものになります。

物事を読み解こうとする場合には起こった事象のみを眺めてみると実はシンプルなものであるということが解って来ます。

2.自然界のルールのシンプルさ
世の中で起こってくるいろいろな事象は、自然界で発生している事象ととても似ています。事象A→事象Bという流れの連続性で出来ているのです。自然界のルールは何者も介在する余地がなく、その故に美しささえ感じてしまうぐらいです。
つまり、自然界の発生している事自体は何も意味がなく、事象が発生したという事実のみがあるという点で、世の中の事象とほぼ同じと考えてもよいのではないかと考えます。

3.すべてが一つのルールで収まる
このように考えてくると世の中の発生する事象は自然界のことも含めて一つのルールで動いているように感じます。これはとても単純なことであり、世の中のベースが単純性をもとにして成り立っていると言えると思います。その上に人間が意味付けを行うことによる複雑な世界があります。そしてこの複雑性は良い悪いではなく、必然的なものであるため、これはこれで良しとしなければいけません。それを理解したうえで複雑性の上にあるもう一段上のシンプルさというものを考えて行きたいと思います。

あなたはどのように感じますか。

ここまでお読みいただきありがとうございます。