自分の中の世界

世の中には2つの世界があることを記事で書きました。その2つの内一つは先週お話しましたので、今週はもうひとつの世界をご紹介したいと思います。

もうひとつの世界は、自分の中にある世界です。実は、この内部、もしくは内面というのはとても大事だけれども結構見過ごされているのではないかと感じる時があります。

内部の世界は、実は自分が作り出していると言っても過言ではありません。人間は小さい時から外部の世界と接触を持っていますからそれをどのように受け止めるかということで内部の世界が構築されていくのです。
ある同じ事象が起こった時に良い方に受け止めるのか悪い方に受け止めるのかによってその後の人生は変わります。人間は意識しなければ一度通ったところを通る傾向があるように感じます。
とすると、悪い方に受け取れば、その後紆余曲折しながら悪い方に行くかもしれませんし、ある時点で良い受け止め方ができるようになれば人生は向上していくかもしれません。

この内部の世界の構築はそのまま外部の世界との関わりにも関係していくことになります。良いものを出すのか悪いものを出すのかはその人次第です。そして、それが良いかどうかを判断するのは一般的に考えられているのは外部の人です。人間の社会には評価システムが存在しますからどうしてもこのような形になりやすいです。がしかし、これが良いのかといえば僕にもわかりませんが、あまりよい傾向にないのではないかと思っています。

つまり、内部の世界を作るのは自分で外部環境への影響も自分が決めることになります。それにより自分の人生が良くなるのかどうかは自分しだいではないかと思うのです。

自分の人生を振り返る時があると思いますが、その時に少しでもこのようにそれぞれの分岐点の時の受け止め方を思い出してみてください。またその時別の受け取り方をしていたらどうなっていただろうと想像してみてください。
過去は変えることができませんが、過去に起きた事象の受け取り方は変えることができます。
すると、今後の人生において受け取り方を変えることができて、より良い人生をあゆむことができるのではないでしょうか?

あなたは、どのように感じますか?

ここまでお読みいただきありがとうございました。