会社に属して経済を考える

会社に属した状態で経済というものを考えてみたいと思います。

先週で話したところ()のビジネスに従事する人のことですので、多くの人がこの部分に該当するのではないかと思います。

一般的には、会社が社会に対して何らかのサービスやものを提供することにより収入を得ます。その収入は、サービスやものの想像や構築、作成、維持などに使用されます。更にそこに関わる人への給与にも当てられます。そして、会社としての取り分もそこから得ます。すごく単純化していますが、これが会社という単位で見たお金の流れです。個人のお金の流れもこれにそんなに変わるものではありません。会社に対して自分ができることを提供してその対価としてお金をもらっています。

このように考えると、自分が行っている仕事を通して社会に何らかのサービス、ものを提供し、その対価としてお金が流れて経済が構築されていくということが理解できるのではないでしょうか?そして、これは当たり前で知っていて当然のことかもしれません。では、日々の仕事の中でここまで意識して仕事をしている人がどれだけいるでしょうか?自分の仕事が社会に大きな貢献をしているのです。そのように考えると、一つ一つの仕事が大事に思えてきます。

会社は、大きくなればなるほど組織としての働き方が重要になってくるため、組織を部署という形でまとまりを作り、それぞれの部署で役割を持たせてそれぞれの部署が責任を果たすように求めていきます。これをすることにより、組織として大きなことが可能となってくるのです。

個人として考えた場合、自分が提供できる仕事も多岐に渡っていればいるだけ、自分の仕事に対する需要が大きくなり、その分お金も入ってきます。しかし、一人の人間の能力と時間の関係を考えると、普通に働いていては、ある一定のところまでしか収入としては得られないのではないでしょうか。

これは、会社に属する限り避けられないことで、収入を上げるには組織の上に行き、責任を持ちながら役割を果たす必要があるのです。会社に属するということはこのように組織で動き、組織を通して社会に貢献していく形態であると言えます。

今日は、会社に属するという立場で経済を見てみましたが、来週はオーナーという立場で経済を考えてみるとどうなるかを書いてみたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございます。