恐れからくるもの

先週は、感情についてお話しました。今日はもう少し掘り下げて恐れからくる感情とそれに付随して起こってくる者達について考えてみたいと思います。

<目次>
1.恐れがもたらす感情
2.周りから引き寄せるもの
3.恐れを乗り越える

<内容>
1.恐れがもたらす感情
恐れがどのような感情を引き起こすかを自分の感情を分解して考えてみました。列挙すると次のようになるでしょうか?
  ・恐怖:そのままです。何か怖いという感情
  ・不安:何が起こるかわからないという恐れから来ます。将来の事とか子供のこととか…
  ・不満:自分が思った通りにならない→どうなるかわからない→怖い
  ・怒り:不満と同じ流れですね。更に感情が高まる感じでしょうか。

このように見ていくとマイナスな感情を分解すると根底に恐れがあるというのがわかると思います。よく子犬が吠えるのは弱いからだとか言われますが、何となくうなずけるような気がしますね。
このように考えると怒っている人を見ると「ああ、怖いんだ」と思うようになりました。表面的には威圧感があっても結局は根底にあるものを考えると恐れなんだなぁと思えるようになりました。

2.周りから引き寄せるもの
このような感情は何を引き寄せるのでしょうか?『類は友を呼ぶ』という言葉がありますが、まさにこの言葉はこのようなことのためにあるようなものだと思います。
つまりは、マイナス感情を引き寄せるのです。結局恐怖が集まり、周りに恐れを撒き散らし感染させていくことによって同じような感情を持つ人が増えてくるわけです。
そこあるものを想像すれば争いしかないのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

3.恐れを乗り越える
マイナスの感情がすべていけないとは言いません。人間ですから持っていていいものだと思うのです。何がいけないかといえば、それを持ち続けること。それが問題を引き起こすことになりかねません。
サッカーでもボールの持ち過ぎはよくありませんよね。
そこで、恐れを乗り越える術を身につける必要があるのです。その方法は様々で、それこそ神様を信じることによってそれができればそれで良いし、もっと他の方法があればそれに従えばよい。
とにかく人生を良くしていくために良いことをと考えるならば、その一つは恐れを乗り越えることにあると言えると思うのです。

あなたはどのように感じますか?

ここまでお読みいただきありがとうございます。