コーヒーの味を変えてしまうものー微粉についてー

珈琲はすごく奥が深く味のコントロールをすることにとても自由度が高いです。その中で今回は微粉について考えてみたいと思います。なぜ微粉のことに思いをおせることになったのかといえば、youtubeでジャパンハンドドリップチャンピオンシップを見た時に優勝者の方がパウダーコントロールストッカーを使っていたためです。

このパウダーコントロールストッカーはサザコーヒーにて3000円で購入できる赤いいれものです。どのようなものかといえば、コーヒー粉の粒を揃えるのが目的です。コーヒーは粉の一つ一つからコーヒーの成分を抽出する必要があり、その一つ一つの粒がそろっていたほうが同じように抽出できるため、味が安定してすっきりした味わいになるそうです。
粒がそろっていないとこの粒はこの成分が出ているのにこの粒は別の成分が出るといったように抽出自体がアンバランスになりそれが雑味となって狙った味にならないと考えられます。

なるほど。そんなものがあるのかといろいろ調べてみたら、このツールピンきりで高いものでは12,000円とかするらしく、できればほしいけど今は手に入れられないと思いました。そんなとき、高橋ユウ太さんの動画を見て、高橋さんが考えた100均で変えるもので、代用品を作っていました。これなら216円とお手軽ですので、一度僕も挑戦してみようと思います。

<参考>
微粉セパレーター

さて、ここまで書いて微粉は悪かということで締めたいと思いますが、個人的には悪くないと思います。僕は、コーヒーの出会いも一つの縁であると思っているので、挽いたものをそのまま微粉も含めて淹れる時もあっていいですし、気分によって微粉を取り除くときもあってもいいかなぁと思っています。

なんといっても珈琲は嗜好品ですから、リラックスできて美味しいと感じれて楽しくなれればいいかと思っています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。