心にどんな種を蒔いていますか?〜自分との会話と人への言葉遣いについて〜

今日は、いつも思っているけど、うまくまとめきれていないことをまとめたいと思いましたので、ここに書いてみようと思います。

言葉遣いってずっと大事だと思っていて周りにも言っているのですが、なかなか治そうとしない人がいます。なぜ、言葉遣いが大事なのかということは、今日お話する心に関係することです。なぜか心のことに関係することは、農作物に例えられることが多いですね。
まずは、なぜそのような例えを使用するのかを考察し、どのように言葉を使って心を育てていくかを書きます。

1.なぜ心の成長を表現するときに農作物を例えとして用いるのか?
心と農作物が例えに用いられる一つの理由は、心が成長するのも農作物が成長するのも時間がかかり、手間がかかるからというのがあるのではないでしょうか?農作物で例えるととてもしっくり来るんですよね。

<種としての言葉>
人の心が育つのはとても時間がかかりますし、手間はかかります。最初に育てる役割をするのは父親・母親ではないでしょうか?この時心を育てるのはやはり言葉です。その時の声掛けによって心の方向性が決まってきます。これは、種と表現されることが多いです。そして、小学校に入ってもしばらくは親の影響は大きいでしょう。もちろん、友達や学校の先生の影響も出始めます。ここでも種は蒔かれます。この時、赤ちゃんから幼少期にかけられた言葉が成長して言葉や状況の受け取る方向性は大方固まっていると思われます。
そして、成長するにつれてそれぞれの環境でかけられた言葉が成長して行動や発言、考え方となって出てきます。これが心を理解するのに理解しやすくするために、農作物を例えとして用いる理由です。

2.心の成長は農作物の成長と同じように、刈り取る時が来る
さて、種を蒔けば刈り取る時も来るのが自然界の法則です。心に蒔いた種を刈り取るときは所謂子供が大きくなった時の関係構築の時に現れることが多いです。子供は親が自分にしたことはしっかり覚えていますし、少し記憶が書き換えられて違う記憶として覚えている場合もあります。
この時に、赤ちゃん、幼少期、小学校ぐらいまででどのような言葉がけをしてきたか、それによってどのような関係を築いてきたかを振り返ってみると理解しやすいですが、成長後の関係性が刈り取るという行為に近いのです。
良い種を蒔いた場合には、良い関係・信頼関係が築けていると思いますが、悪い種の場合には、関係はあまり良くないのではないかと想像します。人によりけりですが、その人の人生も変わってしまうと思います。

ここまでが、言葉遣いを大事に思う根拠です。もちろん言葉遣いだけではなく、行動においても信頼してもらえるように一貫したものを持っておくことも大事だと思います。
わかる人にはわかるしわからない人にはわからない論理かもしれません。どれだけ、言葉が大事だと力説しても治らない人もいるので。

3.言葉遣いは他人や子供に対してだけ影響を与えているわけではない
言葉遣いは、自分に1番強く影響を与えています。理由は、人は常に心の中で自分と会話をしながら決定を繰り返し、生活しているからです。今の時代テレビとかゲームとか携帯電話が普及しているため、自分との会話を意識する人が少ないのではないでしょうか?
人によっては言葉によって体に影響も出ますし、人生を大きく変えます。言葉遣いは思想、考え方にも影響を与えます。これが人生に影響を与える理由の一つです。テレビやゲームなど他の音が大きすぎて自分の心の声に気づかない人もいるかもしれませんね。
言葉遣いも大事なんですが、不平不満というものも実は良くなくて体に悪い影響も与えますし、人間関係も同じような人たちが集まることになるので、あまり良くないと思います。
体の調子が良くない人は一度自分がどんな会話、どんな思いを持っているかを調べてみるといいのではないでしょうか?マイナスなことを考えていることが多くてびっくりするかもしれません。

大人になってからは、心に種を蒔くのではなく、自分の心にやってくる種を良い種を受け取ってそこから学び良い種にしていくことが大事になっていきます。
大人はこともと違って長く生きてきた分やってくる種を上手に育てることが難しくなっているので、それを理解して良い方向にすすめるようにしたほうが良いのです。

いかがですか?子供や他人に掛ける言葉や態度、行動を振り返ってみてください。また、自分の心で考えることに耳を傾けてみてください。そして、心というものがどのように成長するかを考える時間を持ってみてください。
きっと新たな発見があることでしょう。
心の成長は本を読むことによっても得られます。ぜひ貪欲に心を成長させる方向でいろいろな物事を見てみてください。

ここまでお読みいただきありがとございました。

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