2018年9月のテーマ

今月は、以下の2つをメインのテーマとして取り上げたいと思います。

1.月曜定期:自分と社会

自分と外部環境の関係性について考えていきたいと思います。今月はその中から社会との関係についてです。

2.木曜定期:ものの見方を単純化するとどうなるか

見方を単純にすることによってどのようなことが起こってくるのかを考えてみたいと思います。

自分の中の世界

世の中には2つの世界があることを記事で書きました。その2つの内一つは先週お話しましたので、今週はもうひとつの世界をご紹介したいと思います。

もうひとつの世界は、自分の中にある世界です。実は、この内部、もしくは内面というのはとても大事だけれども結構見過ごされているのではないかと感じる時があります。

内部の世界は、実は自分が作り出していると言っても過言ではありません。人間は小さい時から外部の世界と接触を持っていますからそれをどのように受け止めるかということで内部の世界が構築されていくのです。
ある同じ事象が起こった時に良い方に受け止めるのか悪い方に受け止めるのかによってその後の人生は変わります。人間は意識しなければ一度通ったところを通る傾向があるように感じます。
とすると、悪い方に受け取れば、その後紆余曲折しながら悪い方に行くかもしれませんし、ある時点で良い受け止め方ができるようになれば人生は向上していくかもしれません。

この内部の世界の構築はそのまま外部の世界との関わりにも関係していくことになります。良いものを出すのか悪いものを出すのかはその人次第です。そして、それが良いかどうかを判断するのは一般的に考えられているのは外部の人です。人間の社会には評価システムが存在しますからどうしてもこのような形になりやすいです。がしかし、これが良いのかといえば僕にもわかりませんが、あまりよい傾向にないのではないかと思っています。

つまり、内部の世界を作るのは自分で外部環境への影響も自分が決めることになります。それにより自分の人生が良くなるのかどうかは自分しだいではないかと思うのです。

自分の人生を振り返る時があると思いますが、その時に少しでもこのようにそれぞれの分岐点の時の受け止め方を思い出してみてください。またその時別の受け取り方をしていたらどうなっていただろうと想像してみてください。
過去は変えることができませんが、過去に起きた事象の受け取り方は変えることができます。
すると、今後の人生において受け取り方を変えることができて、より良い人生をあゆむことができるのではないでしょうか?

あなたは、どのように感じますか?

ここまでお読みいただきありがとうございました。

自分から見た外部の世界

自分というものを基準に考えてみると世の中は2つの世界に分けることができるということは先週お話しました。今回はその2つの世界のうちから外部の世界についてを考えてみたいと思います。

外部の世界については、社会であったり、家族であったり、他の人との関わりということができます。この部分は自分では直接的に変えることがかなり困難でできないと考えて良いと思います。
もちろん他の人に言葉を使って影響を与えることはできます。しかし、他の人の成長レベルとかその人が育ってきた環境とかによっては自分が発した言葉をどのように受け取るかはその受け取った人本人の問題であるため自分では管理や制御することができないのです。

このように外部の世界は見た目で判断できる部分とできない部分が混在しており、理解するが難しいのが現状です。とするならば、自分がこの世の中に生きていく上において大事になるのはなにか。
  ・空気を読む力
  ・全体的にどの方向に進んでいるのかを識る力
  ・発言するタイミングを知る力
  ・受け取った状況において好転する発言の仕方
などなど

そんなことできるのでしょうか?
実はそんなに難しいことではないのかもしれません。発言も多くする必要がなく、タイミングが合えば、一言、二言で足りたりするのです。そして、周りがそれに同調したら、その言葉の力はかなり大きく強力です。

ヘタしたら、自分が外部の環境(組織としての活動など)を動かしているにもかかわらず、周りはそれに気づかないなんてこともあるかもしれません。

このように人は、気づく人気づかない人にわけられてそれにより世の中が動いていくという構造を描いているのです。

あなたは、どのように感じますか?

ありがとうございました。来週は、いよいよ今月のラストで自分から見た内部環境の話題に入りたいと思います。

自分と2つの世界

先週は自分の将来像をイメージすることを考えてみました。今週はそれに関連して、自分を取り巻く世界について考えたいと思います。

自分を取り巻くものは大きく分けて2つあります。
1つは、外部の世界として考えられて、自分の外の世界つまり、社会であったり、家族であったりといった世界です。これは、外からの影響と取れることができます。
1つは、内部の世界。自分の中に存在する世界です。これは、自分が心に語り告げたりするものや、自分がイメージするものです。
先週はこちらを意識して考えてみました。

自分を取り巻く世界はこの2つの世界から構成されていて、一般的によく語られるのは、外部の世界のことです。このブログでも日曜日に記述しているマネージメントなどはこちらの世界に属するものではないでしょうか?
本屋を見回しても、外部の世界のことは本当に多く取り上げられていますね。対して内部の世界の本について言えばあることにはあるのですが、なかなか手に取ることが難しいのではないでしょうか?なぜなら、内部の世界について語ることになるとどうしても宗教っぽくなるため、2の足を踏んでしまうのではないかと想像します。

でも、実は、この内部の世界のことが人生にはとても重要で、幸せかどうかを左右する大きな要因となるのです。

来週からは、この2つ世界のお話をしたいと思います。

ありがとうございました。

自分の将来像をイメージする

今月は、自分がどうなって行きたいかを考えてみたいと思います。

自分の将来をイメージすることはとても大切なことです。なぜなら、目標とかなりたい自分がなければ、そこにたどり着くことはなかなか難しいことだと思うのです。
そこで、イメージするにはということで考えてみました。

まずは、近い将来の生活スタイルなどを考えてみるとどうでしょうか?こんな車に乗って給与はこれぐらいもらってなどと考えるとなかなか楽しくなってきませんか?一通り、生活一般のことが想像できたら今度は自分の人物像を考えてみてはいかがでしょうか?どのような自分になっているのかやどのようになっていたいかを考えるとより将来がイメージしやすくなってきます。

さて、どのような将来をイメージしたでしょうか?
ここで、なぜイメージが大事かをお話したいと思います。実は今の自分はよいところも悪いところも自分がイメージしたとおりになっているのです。自分に語る常日頃の言葉は、自分のイメージに基づいて語られます。そうすると、それに基づいて自己をプログラミングしてしまうのです。結果今の自分になっているということになります。人間はどのような人間になることもできます。
誠実な人間になりたい?かっこいい人間になりたい?そのどれも自分が定義した人間になることが可能なのです。
ある出来事が起こった場合、イメージに従って行動しますからその行動によって様々なことが起こります。

だから、イメージすることはすごく大事です。

今日は、自分の将来像をイメージすることに焦点をおいてお話しましたが、来週は、そんな自分を取り巻く世界について話していきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

感情というものが世の中を作る

基本的に1ヶ月4回で1つのテーマについて考えていくスタイルでこのブログを記述していますが、本日は7月5回目の月曜日ということでテーマのまとめをしたいと思います。

2018年7月は、自分の中に湧き上がってくる感情というものについて考えてみました。
いかがでしたでしょうか?
わかりきったことを知ったふうに語っていると感じられたでしょうか?はたまたこのような寒天があるのかとカンジられたでしょうか?僕としてはこのように考えるようになったきっかけがよくわからないのですが、多分読んでいるメルマガなどから影響を受けてこのような考えに至ったんだと思います。また、金曜日に紹介させて頂いた潜在意識を使いこなすという本にも書かれていましたので、自然とそのように考えるようになっていたんだなぁと感じさせられました。

漠然と人生を生きていくよりかは知っていて自分の中で制御できるようになっていけたらより良いことではないかと思ってこのテーマを選びました。
結局、このように1ヶ月まとめてみて感じたことは感情というものが世界を作り出している一つの要素なんだということを認識させられました。自分の感情だけではなく他の人の感情も複雑にからみ合って動き出すさまをニュースを見たり、生活をしているととても良く感じます。そこから人の成長の過程というものを想像するに至りました。人は本当に複雑で単純で難しいですけど、そこがまた人生を面白くしているのだとも言えるのです。奥が深くてなかなか楽しく感じます。

さて、ここまでお読みいただきありがとうございました。
この月曜日については今後も自分を知ることをテーマに様々なことを考えていけたらと思っておりますので、お付き合いください。

感謝から来るもの

先週に引き続き、感情のベースとなるもの「感謝」について考察してみたいと思います。

<目次>
1.感謝がもたらす感情
2.周りから引き寄せるもの
3.感謝を用いる

<内容>
1.感謝がもたらす感情
感謝が根底にある感情を考えてみると以下の感情があると思われます。
 ・幸せ
 ・楽しい
 ・嬉しい

上記の感情は、感謝の感情とともに(もしくは)感謝の後から起こってくる感情です。この中に不平や不満など恐れに起因する感情はありません。そのため、僕の中では、プラスの感情を引き起こす感情が感謝であると結論づけました。もちろん間違っているかもしれませんが。

2.周りから引き寄せるもの
周りからは同類のものを引き寄せることになることを考えると1で上げた感情が引き寄せられて周りには笑顔が多くなるのではないでしょうか。最初は感情面から始まり、次には生活などと言った物質的なものに影響を与えると考えられます。
人生はよりよいものになっていくでしょう。なぜならプラスの感情が寄ってくるわけですからそれに良い物が引き寄せられてきます。もちろん、人もマイナス感情を多く持つ人とは付き合えなくなり、自然と疎遠になる代わりにプラス感情が多い人との縁が多くなってくると思います。

3.感謝を用いる
感謝は自分に良い影響を与えるにとどまらず、周りにも良い物を与え続けていきます。感謝を用いる、感謝をすることを心がけるだけで周りには笑顔が起こり、それが世界を変えていくことになるのです。より強い影響力を持つようになれば、マイナス感情を持つ人をも変えることができるようになるかもしれません。ただし、そこに意識を向ける必要はありません。自然とそうなっていくからです。これが感謝を用いるということだと個人的には思っています。
本当の感謝の力はとても強くて大きいと感じています。それ故にシンプルだけれども難しいというものになります。
個人的には、本当に感謝できる人になっていきたいと考えているのです。

あなたは、どのように感じますか?

恐れからくるもの

先週は、感情についてお話しました。今日はもう少し掘り下げて恐れからくる感情とそれに付随して起こってくる者達について考えてみたいと思います。

<目次>
1.恐れがもたらす感情
2.周りから引き寄せるもの
3.恐れを乗り越える

<内容>
1.恐れがもたらす感情
恐れがどのような感情を引き起こすかを自分の感情を分解して考えてみました。列挙すると次のようになるでしょうか?
  ・恐怖:そのままです。何か怖いという感情
  ・不安:何が起こるかわからないという恐れから来ます。将来の事とか子供のこととか…
  ・不満:自分が思った通りにならない→どうなるかわからない→怖い
  ・怒り:不満と同じ流れですね。更に感情が高まる感じでしょうか。

このように見ていくとマイナスな感情を分解すると根底に恐れがあるというのがわかると思います。よく子犬が吠えるのは弱いからだとか言われますが、何となくうなずけるような気がしますね。
このように考えると怒っている人を見ると「ああ、怖いんだ」と思うようになりました。表面的には威圧感があっても結局は根底にあるものを考えると恐れなんだなぁと思えるようになりました。

2.周りから引き寄せるもの
このような感情は何を引き寄せるのでしょうか?『類は友を呼ぶ』という言葉がありますが、まさにこの言葉はこのようなことのためにあるようなものだと思います。
つまりは、マイナス感情を引き寄せるのです。結局恐怖が集まり、周りに恐れを撒き散らし感染させていくことによって同じような感情を持つ人が増えてくるわけです。
そこあるものを想像すれば争いしかないのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

3.恐れを乗り越える
マイナスの感情がすべていけないとは言いません。人間ですから持っていていいものだと思うのです。何がいけないかといえば、それを持ち続けること。それが問題を引き起こすことになりかねません。
サッカーでもボールの持ち過ぎはよくありませんよね。
そこで、恐れを乗り越える術を身につける必要があるのです。その方法は様々で、それこそ神様を信じることによってそれができればそれで良いし、もっと他の方法があればそれに従えばよい。
とにかく人生を良くしていくために良いことをと考えるならば、その一つは恐れを乗り越えることにあると言えると思うのです。

あなたはどのように感じますか?

ここまでお読みいただきありがとうございます。

2つの感情

人には大きく分けて2つの感情があります。いろいろな感情がありますが、ベースにあるのは紹介する2つの感情です。

・感謝:プラスの感情
・恐れ:マイナスの感情

この2つをベースにして考えると、大体の感情がどちらに属するのかが理解できます。そして、どちらの感情も人間には必要ですしあって良いものだと思います。ただ、どちらを強くしていくかどちらを常に持っているかでその人の雰囲気が変わり、そして周りの人も変わり、付き合う人も変わります。

では、それぞれプラスの感情、マイナスの感情からどのような感情が出てくるのかを考えていきたいと思います。

1.プラスの感情
根底にありがたいという気持ちがあるもの。持っているととてもワクワクしてくるような感情群
<関連する感情>
幸せ、楽しい、嬉しい

2.マイナスの感情
根底に恐れがあるもの。そこから派生して行く感情群
<関連する感情・行動>
恐れ、怒り、不安、不平、不満

人間にはこの感情は常に出てきたり引っ込んだりします。冒頭でもお話しましたが、どの種類の感情が長く現れるかでその人となりが表に現れるようになります。
だから、感情をコントロールするとは、マイナスの感情はできるだけ短く、プラスの感情はできるだけ長く持っておけるように心がけることとおなじだと思うのです。

この感情をコントロールできるようになると今度は組織をまとめるために怒る姿勢を見せたりということができるようになるかと思います。このことはまた別の話ではあります。もし機会があれば、別記事として感情の使い方も説明できたらいいなと思います。

あなたはどのように感じますか?

ここまで読んでくださりありがとうございます。

感情を知る意義

今月から新しいテーマ「感情を知る」を始めます。自分の人生を考えた時に感情とは切っても切れない存在です。それを知り、できるだけその感情をコントロールすることで自分の人生を良い方に進めれたらいいなぁと思います。

本日は、感情を知る意義を考えていきたいと思います。
感情を知ることは難しいですし、理解しがたいですよね。自分の中に何故か湧き上がってくる感情に困惑した経験はないでしょうか?この感情は実はとても大切なものです。それは感情があるからこそ人間らしいとも言えるからです。

ではなぜ、このような難しい感情を理解する必要があるのか。

それは、感情は他の人も持っており、その感情が複雑にからみ合って世の中が構成されているからです。それ故に感情をコントロールできる人は自分の人生もより良い方向に向けることができると思うのです。
少なくとも良い感情を齎せてくれる人とは一緒にいたいと思いますよね。良い感情を起こさせる行動ができるようになることで自分もハッピーになっていく。そのためにまずは自分の感情を良くする努力が必要になります。
このようになるために、今月はあと4回を使って感情について分析し、理解を深めていきたいと思います。

どうぞ、お付き合いください。

それでは本日はここまでとさせていただきます。
お読みいただきありがとうございました。